医療情報ステーション
医療に関する情報や、最新ニュースをお届けします。
| Admin |
[
133
] [
134
] [
135
] [
136
] [
137
] [
138
] [
139
] [
140
] [
141
] [
142
] [
143
]
category:
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
category:
未選択
褥創治療の常識非常識―ラップ療法から開放ウエットドレッシングまで |鳥谷部 俊一
鳥谷部 俊一
三輪書店 刊
発売日 2005-08
創傷治療の(ウエット・ドレッシング療法)のパイオニアの著者が書いた著書です。
医療従事者(特に外科系)には、ショキングな内容です。
傷には消毒とガーゼというのは、今まで疑問をもった人は少ないとおもいます。(確かに、そんなに無菌操作にこだわる事に違和感は在りましたが、そうしないと怒られるし、技術がないと思われるので、よく考えると人の体に無菌なんて不可能です。まして生体にとって必要な細菌も消毒して殺菌てしまう事など矛盾だらけです)
学校でも、職場でもそうしていたしヒポクラテスの時代から盲目的にやってきた処置に対して著者は、エビデンス踏まえたうえで否定しています。
何事も、常識は変わるのですが、何故か医療の世界は閉鎖的で保守的です?
相手が患者なので、今までやっている事をやっていれば無難で責任がないからでしょうか?
もし、自分の身内なら、コストもかからず苦痛も少なく良くなる方法を選ぶはずです!!
もちろん、適応しない症例もあると思われますがそれはごくまれだと思います。
著者の方法は、薬剤(軟膏)やドレッシング材も殆ど使わないため、製薬業界には余りメリットがないので、異端児的に扱われていて学会には認められていないそうです。
働いている方としても、シンプルでかつ手間のかからないほうが良いはず!!
今まで、消毒+ガーゼ保護はすりこまれているのですぐにやめられないとおもいますが、
この本を読めば、納得します!Dr・NSは必読でしょう。
さらに、読むだけでなく失敗を恐れずやってみる勇気です!!
鳥谷部先生頑張ってください!!時間はかかるかも知れませんが、正しい事は必ず定着すると信じています。
☆4は、少し価格が高い事ですが本の需要を考えれば適性でしょうか。
一般読者向けにも安い価格であった方が、介護等で苦労されている人の参考になるのでは?
PR
<<
前のページ
Home
|
次のページ
>>
忍者ブログ
[PR]
ウォーキングシューズ比較
ブログ内検索