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ミルトン・エリクソンの催眠療法入門―解決志向アプローチミルトン・エリクソンの催眠療法入門―解決志向アプローチ
W.H. オハンロン /M. マーチン
金剛出版 刊
発売日 2001-05



エリクソン催眠はこの本からはじめましょう 2006-08-15
 Weitzenhofferにいわせると催眠には、古典催眠、セミ古典/科学的催眠、エリクソン催眠(現代催眠)がある。

 日本の術者が、ほとんど古臭い古典催眠の域。ビジネス向け改悪でしかないNLP野郎が、恐れ多くも、エリクソン催眠を自称している始末。

 しかしこれは、ほんとのエリクソン催眠を本だけで学べる奇特な一冊。

 もう少しお金がある人は、ビデオ『エリクソン催眠・心理療法トレ−ニング・プログラム/初級 全3巻』,1997,亀田ブックサービスを(決して安くはないが、催眠業者の馬鹿だかいDVDやらを考えると、この値段は破格!)。

最も分かりやすい、エリクソンの解説書が出版された。  アンコモンセラピーがバイブルとすれば、この本はそれに充分対をなす。  著者のオハンロンは、エリクソンの弟子の中で最も明解な解説を行っている。ヒッピーの頃自殺を考えたという著者ならではの、深い洞察と初心者にも分かりやすい語り口がよい。
 ワークショップなので、簡潔かつ無駄のないまとめと解説がよい。私は日本語になっているエリクソン関係の本はほぼ全て読んでいるが、その中でも頭一つ抜きん出ているといえる。

 また、散りばめ技法や、語呂合わせなど、大きな声を大きな活字で、小さな声を小さな活字で印刷し、英語の方が語呂合わせや細かいニュアンスを伝えやすい時には和英併記してある。さらに、アクセントをつけて強調している部部をゴチック体で残すなど、活字になると死んでしまいがちな心理療法の細かいエッセンスを極力読者に伝えようとしている。ここ!で親切で、かつ、日本語に訳しても分かりよい訳になっている書は他に類を見ない。  私はこの本に出会って、感動を抑えきれずに、10名以上の友人にお勧めした。この本は、催眠療法がまさに古典的暗示療法から、現代の心理療法の中核をなすべく脱皮している様を良く示している。催眠に限らず心理療法に携わる人たち全てにぜひ一読をお勧めしたい。

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