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研修医当直御法度症例帖
寺沢 秀一
三輪書店 刊
発売日 2002-03


内容(「MARC」データベースより)
日本にはまだ北米型救急専門医が常駐するERが少ない。そのような環境の中でERにローテーションする研修医のために、先輩医師のERでの失敗事例をもとに最も効果的なアドバイスをまとめ、具体的に解説する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
寺沢 秀一
1977年金沢大学医学部卒業、沖縄県立中部病院。1981年トロント大学病院救急部。1983年福井県立病院救命救急センター部。1999年福井医科大学救急部助教授。2000年福井医科大学救急医学講座教授、金沢大学非常勤講師、浜松医科大学非常勤講師、秋田大学非常勤講師、日本救急医学会認定医、American College of Emergency Physician

臨場感溢れる書き方がとてもいいです 2006-07-24
福井医科大学救急部教授の寺沢秀一先生ご自身の夜の救急現場での失敗や、その知り合いの失敗をあげて、救急で陥りやすい失敗について説明している、非常に分かりやすい本です。

シンプルで短く分かりやすいにも関わらず、非常に重要な知識が並んでいます。

医学生・研修医はぜひ読むべき本のひとつだと思います。



また、医師でないひとたちも、どんな失敗を医師がしやすいのか知っておくのに、読んでみるといいかもしれません。

そして、夜の救急外来に「コンビニ」気分でいくことが、どれだけ危険な事態を引き起こすことになるのか、医療従事者でないひとから医療従事者に伝わってもらえればな…と感じます…。



そんなに高い医学書でないところも、いいところです。

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