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入門 医療経済学―「いのち」と効率の両立を求めて入門 医療経済学―「いのち」と効率の両立を求めて
真野 俊樹
中央公論新社 刊
発売日 2006-06


出版社/著者からの内容紹介
よい病院とわるい病院を見分けるにはどうすればよいだろう。レストランや車なら、高い値段のものが質もよいと考えればほぼ間違いはない。しかし医療では名医でも新米の医者でも値段は一緒であり、経済法則は働いていないように思える。では、なぜ医療の値段は同じなのか。本書は、医療が持つこのような特徴を、「情報の非対称性」「市場の失敗」等の視点から経済学的に分析し、今後の医療制度改革の方向性を提示する。

目次

第1章 医療経済学を理解するために
第2章 医療経済学の経済学的基礎
第3章 医療経済学とはなにか
第4章 医療と最新の経済学
第5章 医療の仕組みを経済学で分析する
第6章 医療のプレーヤーとその行動―医療経済学の視点による分析


良書である。医療サービスという財をいかに分配(配分ではなく)するか‥を考える端緒に。 2007-03-22
「医療に市場効率を導入せよ」と言う人も、「医療がサービス業である」と気付けない人も

医療と経済学との関係性を正視していない事が多い。それは、そのような人々が医療や経済学を誤解しているから‥と思うのは私だけだろうか? 本書はこの誤解を解くのに良書。とはいえ、新書一冊で「経済」と「医療」という一般的な通念上は矛盾し勝ちなふたつの世界の関連性を示すのは、じつは相当に無理がある。本書は、「医療」を財として捉えたとき、それをいかに分配するのがよいのか‥という問題提議もあり得るのだという事が分れば、おそらく読む目的は達成されるのだろう。


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