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医療経済・政策学の視点と研究方法医療経済・政策学の視点と研究方法
二木 立
勁草書房 刊
発売日 2006-11


内容(「BOOK」データベースより)
医療の未来を見通すには適切な技法が要る。医療経済・政策学、社会福祉学、社会学等広く社会科学を学ぶ人のために。自分なりの研究視点と技法を身につけるヒントに満ちた虎の巻。資料整理から研究方法論までのハウツー、必読書籍リストも付した入門書決定版。

目次

第1部 医療経済・政策学の視点と研究方法(医療経済・政策学の特徴と学習方法
医療政策の将来予測の視点と方法
医療政策の分析枠組み―21世紀初頭の医療改革の3つのシナリオ)
第2部 私の研究の視点と方法(私の研究の視点と方法―リハビリテーション医学研究から医療経済・政策学研究へ
資料整理の技法―医療経済・政策学分野を中心に)
付録 大学院「入院」生のための論文の書き方・研究方法論等の私的推薦図書(2006年度版、ver8.2)



医療経済・政策学は如何にしてこの世に生まれたか? 2007-02-17
 本書中に「【コラム7】私の書評パターン」を設け、書評の指南も書かれていることを承知で 本書のレビューを書く事は無謀であるが進める。

 臨床の医師から、医療経済・政策学研究者に歩んだ著者の経歴・経験に十分に裏打ちされ、更にその経験を咀嚼し体系化を試み、日本福祉大での教育者としての実践経験を踏まえ本書が生まれている。

 本欄の仕組みを利用すれば、著者の経歴・本書の構成は参照可能であるから、それらは省略する。

 本書の読者対象を医療経済・政策学研究を希望する学部・院生・研究者に限定する必要は無い。

 「現場至上主義」に陥る必要は無いが、医療政策に翻弄される医療従事者の側が、本書を導きの手段として活用し、医療政策を分析し自己の位置づけを解析する武器と出来れば、著者の言う「国籍のある医療経済学」の確立にしするのではないか。




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