ポケット医薬品集 (2006年版) ｜竜原 徹

ポケット医薬品集 (2006年版)
竜原 徹
白文社 刊
発売日 2006-01



是非とも今後も。 2007-02-17
本当に今年（2007年）は出ないんでしょうか？

2005年版でゾロ品掲載の試行もしていたので、

もう少し続けていただけるものと、期待しておりました。



なんとしてでも継続していただきたい気持ちが強いのですが、

その内容を維持できたのは、著者が一人で

全てやっていたからと推察されるので、

別の人が継いでも同じ物は期待できないのは事実かも

知れません。また薬品という新陳代謝の激しい世界で

隔年出版というのも編纂が難しいでしょう。



「今日」や「マニュアル」より詳しいところもあり、

なによりも携帯できるサイズといい、医学書のある種、究極の

形です。機能美としては、芸術品レベルの本です。

2006年版が使えなくなった頃、しみじみ感じることになるのでしょうが、

これで終わりにしてしまうのは、あまりにもったいない話だと思います。

医師になって４年目の時から１０年以上に渡って、毎年買い換えながら使ってきました。内科医として臨床にあたる上で医薬品について知っておくべき知識は増える一方で、本書の様な常に携帯して参照できる医薬品集は欠かせません。類書の中でも本書は最も実用に優れていると思いますが、これは著者の龍原先生によるところが大きいと思われます。２００６年版をもって筆をおかれるとの事ですが、是非どなたかに引き継いでいただき、本書をさらにグレードアップさせて頂きたいと思います。


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