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抗精神病薬の「身体副作用」がわかる―The Third Disease抗精神病薬の「身体副作用」がわかる―The Third Disease
長嶺 敬彦
医学書院 刊
発売日 2006-07


内容(「MARC」データベースより)
内科医として精神疾患患者の治療に従事する著者が、抗精神病薬の副作用として起こりうる20の病態を、自らの治療経験をもとに紹介。もしかして副作用? と感じた時の、次なる「観察・判断・対処」法がわかります。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
長嶺 敬彦
1956年山口県生まれ。1981年自治医科大学医学部卒業。医学博士。麻酔科医から出発し、プライマリ・ケアと僻地医療を専門としたのち、1999年より、清和会吉南病院(単科精神科病院)で内科医として精神疾患患者の身体疾患の治療に従事。主な論文―第3回月刊福祉最優秀論文「全人的アプローチを基盤にした福祉活動のモデル論とその実践的応用としての4軸アセスメント」、日本医師会2001年特別記念事業記念論文優秀賞「21世紀の医療制度への展望」など多数


医学関係者向けの本である。 2006-11-28
自分の処方されている薬に、

どんな副作用があるのか知りたくて購入しました。



しかし、内容は専門用語のならぶ副作用解説であり、

とても患者および家族などが手にして理解出来る物ではありません。

明らかに、医者や医学生など、医学関係者に向けて作られた本です。

そう考えて中身を見ると、非常に丁寧な構成である良い本だと思われます。



抗精神薬を服用している患者やその家族の方には、

「こころの治療薬ハンドブック」(青葉安里 著)の方をオススメします。


抗精神病薬の副作用として錐体外路症状はよく知られていますが、近年発売された非定型抗精神病薬の脂質や糖質の代謝異常の副作用に関しては精神科医でさえ詳しく知らない人の多いのが現状です。精神科医は精神面の副作用には十分な注意を払いますが、身体面には意外と無頓着です。この本では、抗精神病薬による肥満や突然死、最近話題のメタボリックシンドロームの危険性などについて詳しくかつわかりやすく解説されています。また、作用機序なども理解できるように工夫されています。今まで、抗精神病薬の副作用に焦点をあてた本は少なく、身体面の副作用を説明している本はこれが本邦初といってもいいでしょう。精神科医はもちろん、プライマリケア医や処方されている患者やご家族の方にも読んで欲しい優れた本です。


さらに詳しい情報はコチラ≫


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