category: 脳卒中とは
脳卒中の予防法
脳卒中の予防法でもっとも大切なのは、高血圧を防ぐことです。
高血圧を防ぐために大切なのは、塩分を摂りすぎないこと。
塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度を下げるため、水分をたくさん血管内に吸収し、血液の量が多くなります。
そうすると、血圧が高くなります。
野菜や果物に多く含まれるカリウムには、塩分を体から排出する働きがあるので、これらの食品をとることも大切です。
また、高血圧を防ぐには、高血圧の原因となる生活習慣を改めることも大切です。
「生活習慣病」という言葉通り、脳卒中や高血圧は、毎日の生活習慣により病気になるかならないかが大きく左右されます。
まず、食生活では減塩が重要です。
1日の食塩量を10g以下にすることが目標ですが、すでに高血圧の人は7gくらいを目標にした方がいいとされています。
そのためには、普段から薄味に慣れていくことが必要です。
肥満や糖尿病にも気をつけなければいけません。
肥満の予防や改善には、余分なエネルギーをとりすぎないことが大切です。
また、動脈硬化の原因になるコレステロールの管理も大切です。
魚や植物性の油に含まれている不飽和脂肪酸は、コレステロールを下げる作用があるため積極的に摂り、コレステロールを上げる肉や高脂肪の乳製品を食べ過ぎないこと。
即席めんやスナック類、チョコレートや卵黄などもコレステロールを上げる食品です。
これらを全く食べてはいけない、というわけではありませんが、食べ過ぎないことが重要です。
子どもの頃からそういう習慣を身につけておくと、大人になってからもよい習慣として残るため、家族ぐるみでよい習慣を身につけましょう。
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