忍者ブログ
[86] [137] [113] [136] [74] [82] [94] [66] [64] [72] [139]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


糖尿病の人のための外食メニュー食べこなしガイド
忍田 聡子
主婦の友社 刊
発売日 2003-09


内容(「MARC」データベースより)
血糖値をコントロールしながら外食メニューを上手に食べるために欠かせない情報をわかりやすく紹介。栄養バランスのとれた適正なエネルギー量の食事をとることを患者自身が実行できるガイドブック。


外食太りを防ぐための習慣作りには活用度 大! こういった糖尿病やダイエット関係のカロリーメニュー本は、たとえば同じカレーライスでも本によってカロリーは異なる。したがって、「1日1600カロリーできっちり管理」するのは全て料理しなければ難しいと理解したほうが良い。

食事コントロールの基本は「食べ過ぎないこと」だと思う。厳密に食事コントロールをしたいなら外食は一切やめるべきだが、そういうわけにもいかない現代人の生活。そのためには、「外食も含め、自分は今、外食でだいたい何カロリーのものを食べているのか」がだいたいわかるようになればよいのではないか。したがって、一日1600カロリーまで、と制限があるなら、「だいたい1600カロリー前後」の食生活を身につければよいのだと思う。



この本では、たとえば「とんかつ定食のメイン料理とご飯と付け合せはそれぞれ何カロリーで、何をどれだけ食べる(または残す)と良いか」の説明がある。また、栄養素がバランスよくとれているか確認するために、『ご飯を1/3残すとカロリーはトータルいくらで、さらに全体のバランスからすると炭水化物は何カロリーになるのか』をカラーの棒グラフで示してくれており、視覚で覚えられる仕組みである。

そのほか、「残し方アドバイス」もワンポイント記載があり、簡潔でわかりやすい。何よりポケットサイズなので、携帯に便利。



ダイエットメニュー(栄養成分、カロリー表示)本はまず、携帯できて、カラフルで見やすいこと、「一番必要とする人」たちが使いやすいことが大切だと思うので、サイズといい、値段といい、内容といい、この本は十分利用価値があると思う。

『境界性の糖尿病です。』と宣言された私。ダイエット、運動、禁煙、(禁酒は中々出来ないんだな!これが。)がんばりました。何故なら、失明、透析、足の切除、という糖尿病のフルコースを味わった知り合いが居たからです。食べられない辛さ、身に染みました。でも、この本を見て、一流の料理人たちが、工夫に工夫を重ねて、ローカロリーのご馳走を作ってくれているのには、驚きました。適度な運動をしつつ、この本を参考に、たまには、美味しいものを贅沢に戴きたい。禁じられた美食、多分、甘美なんですよね。
PR
忍者ブログ [PR]