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糖尿病のある人の海外旅行術―準備万端、楽しく!美味しく!安全に!
河合 勝幸
講談社 刊
発売日 2005-11


出版社 / 著者からの内容紹介
糖尿病を道連れに、臆することなく、いざ旅に出よ!
四半世紀の糖尿病歴を持つ"元シェフ"が自身の体験をもとに、安全に海外の"旅行"と"食"を楽しむための準備と現地での対処法を指南します。
糖尿病は由緒正しい病気ではありますが、私たちはけっして病人状態にあるわけではないのです。糖尿病がありながら南極大陸横断やエベレスト登頂を果たした実績の持ち主がいますから。大作曲家のバッハも、ノーベル賞作家のヘミングウェイも、絶世の美女エリザベス・テイラーも、みんなボクらの仲間です。糖尿病があるくらいで閉じこもってなんかいられません


うなづきながら読みました 糖尿病の教育入院では,

「なにがあっても和食。」

という感じで教え込まれるので,洋食に対する恐怖感が患者にはあります。

海外なんてとてもと思ってしまいます。

そこを,こっちにきたって大丈夫だよと著者は地中海あたりの国から手を振ります。

自身の経験からのさまざまなテクニックを伝授してくれます。

なかなか,食事のとり方など勉強になることが多かったです。



万全の準備とあとは語学力かな。

いくぞ。海外。


著者は2型糖尿病歴25年以上だそうですが、インスリン注射をしていないのに、どうしてこんなに詳しいのだろう?私は1型糖尿病の医者ですが、医療従事者にとっても実に詳細な内容で、早速スタッフにも配ったほどでした。
たまたま読みかけの本書を診察室に置いていたら、1型で旅行好きな女性が目をとめ「さっきから気になっているのですが」と言われ、お勧めしました。
来春お嬢さんが高校に進学したら、「夏休みには家族で海外旅行に行きたい」と言われ、ちょうど悩んでいたところだったとか。以前はよく海外にも出かけていたのに、糖尿病発症後はいろいろ不安で二の足を踏んでいたとか。「これでまた海外への夢を持てそうです」と喜ばれました。


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